ブログ

「 階段昇降機導入の基礎知識 」
~⑥介護保険と階段昇降機~

投稿日:2015年 9月 9日

東京事務所新原です!
今日は階段昇降機と介護保険についての関係をお話したいと思います。

 

 

介護保険法は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする(第1条)。

 

 

Wikipedia抜粋

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/介護保険

 

 

つまり、公の補助を得て生活を維持しようとするものであり、介護保険のサービスの中には在宅での生活に必要な介護用品や介護器具、設備の貸与や購入といったものも含まれます。しかしそのサービス、用品、器具、設備等は公の定めた項目のみであり、その中には含まれないものは介護保険適用外となります。

 

 

階段昇降機については介護保険の福祉用具貸与、特定福祉用具購入、住宅改修の項目には含まれず介護保険適用外となっています。

 

 

しかし、自治体ごとの実施している補助金につきましては、階段昇降機が含まれる自治体の補助金もあり、補助金については自治体の判断が分かれる状況となっています。

 

 

この辺は自治体の考え方、高齢者福祉、在宅生活の考え方など自治体の方針が反映されますので自治体や近隣の地域包括センターもしくは介護用品のスタッフに問い合わせていただければと思います。

 

 

現在は階段昇降機は介護の必需品と判断されるか否かは個人の考えによりますが、安全性や介護の負担軽減、事故の予防といった面でより多くのお客様に必需品と思ってもらえるよう今後とも階段昇降機の普及に努めたいと考えています。

 

 

本日はこれで以上です。最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

福祉スタジオ東京事務所新原


このページの先頭へ