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新型コロナ禍の影響がついに階段昇降機にまで

投稿日:2020年 4月 15日

新型コロナウィルスの影響は高齢者の在宅生活、
ひいては階段昇降機にまで及んできました。

 
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日本の超高齢化に対して、国は介護保険をベースにした地域全体で高齢者を守る地域包括ケアシステムと、
高齢者施設に頼らない在宅ケアを推進してきました。
その結果、今の高齢者の生活は介護保険に頼っている方も多く、その場合生活の機能を介護保険を利用した家以外の場所に求めた形になっています。

 
具体的に言うとたとえば、
お風呂は家では身体状況の悪化や、転倒のリスクの高まりから入浴が不可能であるため、デイサービスまで通って職員さんに手伝ってもらいながら入浴している
といった生活の形です。

 
しかし、
新型コロナ禍の影響で、濃厚接触になるからデイサービスに行けない=お風呂に入れない
といった現象が発生します。

 

この結果、
家でお風呂に入るためにお風呂までの導線を確保し、浴室の環境を整える必要が同時に発生します。
この時、導線確保のため階段昇降機や天井走行リフトを導入するケースが増えています。また今後は新型コロナの影響が長期化すればこういったケースもさらに多くなってくる可能性があります。

 
まだまだ新型コロナの収束時期は見えておらず、ips細胞で有名になった中山教授は、
収束まで【 最低でも1年 】は我慢しなくてはいけないとおっしゃっておられます。新型コロナに対応した薬の開発も進んでいますがもしかしたらその薬が普及するのは数年後かもしれません。

 
どこにいっても何をしてもコロナコロナ。
どこにも行けず、なにもできない。
最終的には自分の身は自分で守ることが必要になる。
自分の家で、自分自身で生活する術を身に付けるためには、家のバージョンアップ、自分自身のバージョンアップがより求められる時期がきているのかもしれません。

 
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