フロー（屋内・曲がり）　いす式階段昇降機の詳細情報をご案内します。

自動回転いす機能（オプション）

狭い階段に階段昇降機フローを導入される際、頭上や足元の障害物に接触が発生しないよう、プログラムされた自動回転いす機能でこれらを避けながら昇降を行うことが可能です！
シート、フットレストは連動して回転するので利用される方への負担はありません。
最大９０°まで回転することができ、標準仕様は固定シートになっています。
昇降の際は進行方向を一定にすると安心感が高まります。特に複雑な階段形状の場合に階段昇降機フローを導入されるケースが多い傾向にありますが、それはこの商品が自動回転いす機能を含む複雑な階段形状と昇降条件をクリアする事ができるからです。

２種類のアームレスト

階段昇降機フローのアームレストは、背板に直角にアームレストを配置した直線アームレスト、体を包み込むようにデザインされた曲線アームレストの２種類のデザインから選んでいただけます。乗り降りがよりスムーズな直線アームレストはもちろんですが、座位の保持や昇降時の安定感がより必要な方のために曲線アームレストをご用意しています。アームレストは上下に可動し、乗り降りの妨げになりません。
シートベルトよりも高い位置で身体を保持するため安心感が高まります。

カラーバリエーション豊富なシート

折りたたむことのできるシートは詳細は位置調整が可能です。
ご利用者様の身長や身体状況にあわせ、座面の高さ、フットレストの位置が調整可能な設計となっています。
使用しない時は折りたたんでコンパクトに収納が可能です。
シートカバーのカラーバリエーションは豊富で、ブルー、サイザル、レッド、マロン、グレー、グリーンからお選びいただけます。気分にあわせてカラーを変更することも可能です。

シンプルなレール

階段昇降機フローのレールは、インテリアを損なわないシンプルなレールです。
直径８ｃｍの一本レールで完結し、レール色も４色からお選びいただけます。
レールの傾斜角度は最大７０°まで可能で、急こう配な階段にも対応しています。
階段形状や周辺の状況により、レール端部にはいくつかのバリエーションをご用意しています。
一見階段昇降機のレールとは判別がつかないほどのシンプルなデザインで、インテリア空間に調和し、生活環境のイメージを損なうことはありません。

安心感を高める安全装置

フローには階段昇降を安全に行うための安全装置が装備されています。
代表的な３つをご紹介いたします。
オーバースピードガバナー：万が一フローが速度超過した場合、自動停止させるための制御装置になります。
非常下降装置：フロー利用中に停止した場合、主導で下降を行う際に使用する装置。
メインスイッチを引き出し、下降を行い、離すと下降を停止します。
シートベルト：座位の保持を行う装置です。ベルトは巻き取り式で、アームレストに固定されます。

バッテリー駆動

地震などの災害時に駆動するのか、心配される方も多いかと思います。
フローはバッテリー駆動方式を採用していますので、停電時にも駆動可能です。
バッテリーのコンパクトで、間取りを邪魔することがありません。
バッテリー充電箇所は標準で2か所設置させていただきます。
追加の場合はオプション料金を実費請求させえて頂きます。

選べるジョイスティック

操作はアームレストに付属したジョイスティックで行います。
ジョイスティックを進行方向へ傾けると移動し、離すと停止します。
ジョイスティックは着脱可能になっており、鍵の役割も果たします。
差し込んでいる間のみ操作が可能です。
ジョイスティックの形状は３種類ご用意がありますので、操作感の良いものをお選びいただけます。指でジョイスティックを操作することが難しい場合、オプションで特別なジョイスティックをお付けすることも可能です。

呼び送り装置、アテンドコントローラー

本体操作スイッチとは別に、呼び戻しスイッチが付属しており、上下階および中間階に設置することで上階にある階段昇降機本体を下階から操作する事が可能です。電源は単二乾電池を使用します。
呼び送りスイッチがフロー本体と同様にジョイスティックを使用して操作し、本体と同様にジョイスティックを外せば鍵の役割も果たします。
ご利用者様がフローの操作をすることが難しい場合、同様の操作を付属の独立したアテンドコントローラーで行うことが可能です。

障害物探知装置

フローには障害物探知装置が標準装備されています。
昇降中、障害物探知装置が障害物に接触すると駆動装置が探知し、
フローは昇降を停止します。停止した場合、障害物を取り除けば再度
昇降が可能になります。万が一足が階段とフローに挟まれたり、お子様が接触されたり
した場合も被害を最小限に抑える事が可能です。