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第21回 「 なぜ、階段昇降機が必要なの? 」 ~③冬期に多い家庭内事故~

投稿日:2014年 3月 31日

こんにちは!
都内では桜がほぼ満開ですね!
今週がお花見のピークになりそうです。

 
3月26日のヤフーのトップに特養待機者が増加しているとのニュースが出ていました。
国はサ高住などの事業をはじめ、対応をはじめましたが、施策の成果が高齢者人口の増加に対して追い付いていないのが現状ですね。
サ高住の登録件数は年々増加傾向にありますので徐々に特養待機者数も減少へ向かうかと思われます。
参照 東京新聞tokyoweb「特養待機52万人 5年で10万人増」
参照 福祉スタジオ階段昇降機ブログ 第13回 「 なぜ、階段昇降機が必要なの? 」~②在宅ニーズの高まり~

 

 

それではここからが本投稿の本題です。
本日はブログ「 なぜ、階段昇降機が必要なの? 」シリーズ第三回目の投稿です。
春を迎えましたが、季節的には安全な季節なのかという点を見て頂きたいと思います!

 

 

 

-家庭内事故の季節別統計-

 

 

交通事故よりも発生件数の多い家庭内事故。
家庭内事故では特に共用部での転倒転落事故。
参照 福祉スタジオ階段昇降機ブログ 第1回 「 なぜ、階段昇降機が必要なの? 」~①階段事故の現状~

 

 

ブログ21_140331

(出展:総務省統計データ)

 

 

しかし、家庭内事故は他にもさまざまなものがあります。
お風呂での溺死、窒息…
図1は日本の月別死亡割合の変化を、図2は2004年における月別死亡割合を示したグラフです。
これらの事故の季節的な増減は概ね冬に多く、夏に少ないとのデータがあります。
こうした傾向が長年続いていることがわかります。
また、図3は死亡原因別の季節変化を表したものです。
いずれの死亡原因についても夏場に比べて冬場の割合が高くなっていることがわかります。

 

 

さらに、図4は事故による月別の死亡数を表すものです。

中でも溺死が冬場に増加しており、この中には入浴中の急死者数が多く含まれています。
これは、気温が低くなる冬場に、住宅内の温度差が生じやすくなって、心疾患や脳疾患、
いわゆるヒートショックによる死亡者数が増えることが原因と考えられています。

 

 

3月も最終日を迎え、春本番という所ですが、
月別の死亡率という意味ではまだまだ高い月になります。
ここで今一度気を引き締めて、毎日の生活を豊かに安全に過ごしていただきたいと思います。
こういった状況がありますので、予防するために階段昇降機が重要な役割を果たすのです!

 

 

ということで、本日は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
東京営業所新原
(お問合せは 「階段昇降機の福祉スタジオ」フリーダイヤル 0120-360-730 まで!)


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